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さぁ、目を閉じて。。。


もう残暑!猛残暑!--;いい加減にしろつ!


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猫も杓子もグルーブですものねぇ・・・ [ギター練習]

「ウチの親じゃ70年代80年代ばかりだから、ちょっと最近の調べてみたの。やっぱ違うわよ。平成が終わる時代よ!感性も切り口もこうじゃなくちゃ!って、もう古いけどね(笑)」



「まっ、最近、テレビで歌手見ないけどいたのねぇ」

「あらっ!案外、いいじゃない!私の歌詞もいい感じになりそう!」

「うむぅ、これはバンド形式じゃないの?」

「昔、イカ天とかバンドブームがあったから、また流行るのかしら?まぁ、ミュージシャンはたくさんいるから。曲できてからの話ね」

「蛙子、どうなの?曲は?」

「うーん、どうしてもコードに慣れてないから、クラッシックな感じになってしまうのよ。あれってもっとポップじゃない?なんかこうリズムでいいのあるといいかもよ」

「ふむ。リズムか・・・今や音楽と言えば、猫も杓子もグルーブですものねぇ・・・はぁ」

(写真はイメージです)
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たかがフォーク、されどフォークよ! [ギター練習]

 「えっ、曲ができない?」

 「申し訳ない蛙子ちゃん!ダンディにはちと今すぎてさぁ。どうしても70年代入っちゃうのよ。ちょっと聴いてみる?」

 「うーん」



 「ダンディさん、これダメよ。演歌だわ。あれ、まぁ、どちらかというと全女性向けだけどもう少しポップでないと。それに歌詞がはまんないじゃない?」

 「あぁ、ゴメン!ダンディ、適当にギターつま弾いて歌作るのはうまいんだけど。なんか、真剣にやるとダメ。ここはやはりピアノもやってる蛙子ちゃんに頼むわよ!じゃね!」

 「あっ、ダンディーさん!もー!・・・まっ、いっか。」

 「・・・蛙子・・・」

 「あら!まみ、どうしたの。ダイエットした?」

 「フォーク本、全部制覇したわよ!」

「えっ!もう完璧?」

 「いや。父親に今、ピッキング教わってる。これが・・・」

1.肘から大きくピッキングする。
2.裏拍を強調する。
3.弦に優しく当たる距離感で。
4.平均して音が出るように。
5.16ビートは手首の回転で。

「・・・たかがフォークで、ダンディもお父様も力入れ過ぎじゃない?」

(写真はイメージです)。
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人気あるミュージシャンはやはり人柄? [ギター練習]

 「えっ、もう歌詞ができたって!」

 「えへへ。蛙子も驚き。ダンディに誉められちゃったよう」

 「けっ、私がようやくフォーク本半分済ませたところだっちゅうに!」

 「才能かしら。ふふふ」

 「あら?ところでその歌って誰が歌うの?」

 「そりゃ、みほでしょ?」

 「ええーっ、ギター初心者に歌もやらせんのかいっ?蛙子、書いたんだし、ピアノも弾けるんだから、やはり歌も蛙子よ!」

 「みほよ!いい?フォークなんてうまくなくていいのよ。下手な子が頑張ってうまくなるのがいいのよ。人柄ミュージシャンて知ってる?歌が下手でも顔がぶさいくでもスタイル悪くても、笑顔がよくてさ、MCのうまい子が結局、お客奪っていくのよ。みほ、なんかこう小さいし、私以外とは喋り声小さいし、照れ屋だし、その癖、裏での悪口面白いし・・・ぴったしなのよ!シンガーソングライターに!」

 「・・・ちょっと待ってよ。んんん?私そんな人柄悪い?つーかよくないのにやるのか?」

 「まぁまぁ。お客にとっての「人柄」よ(笑)」

 (蛙子の奴、どうにか楽しようとしてるな。しかし、誰に聞いたのかしら。人柄ミュージシャンか。確かにうまきゃいいってもんじゃないわね。でも、下手じゃ飽きられると思うけど!)



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作詞は大変だわ!でもフォークの肝よ! [ギター練習]

 みほがひたすらフォーク全集をこなしている間、蛙子は作詞に頭を悩ましていた。だいたい、シンガーソングライターの最終的判断は、歌詞と歌い方である。もっと言えばメロディやコード進行は少しくらい真似しても許されるが、作詞はばれやすいし、保護されている。

 「うーん、まぁ、みほより国語の出来はいい私。ふふふ。こんな感じかしら・・・ダンディ!」


『不機嫌女子』

おはよう って 言ってみた
面倒だけど 言ってみた
あら めずらしい って
言われたの

その通りなの
ごめんくさい 不機嫌女子

ありがとう って 言ってみた
思わないけど 言ってみた
どうしたの って
言われたの

どうも しません
蟻さん十匹 不機嫌女子

さようなら って 言ってみた
さようなら って 言われたの
意見があったわ って
お別れなのね

少しは大目に見てよ
月に一回おしおきよ 不機嫌女子

不平不満がタラタラ
忙しくってイライラ
分からなくってプンプン
八つ当たりでツンツン
月に一回ムンムン
我慢も限界 不機嫌女子!

おまえ「も」 って言われたの
も?もももももも・・・
「も」って なに?
男尊女卑?

壁どん骨折してなさい
私はあなたじゃないの不機嫌女子

不平不満がタラタラ
忙しくってイライラ
分からなくってプンプン
八つ当たりでツンツン
月に一回ムンムン
我慢も限界 不機嫌女子!
不機嫌女子!
(版権あります)。


「これを蛙子が!才能ある・・・みたいな、ないような!よし、ダンディの全精力をかけて作ってみせるわ!」

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懐かしのフォーク本、一冊やればOK!よ! [ギター練習]


 「ふっ、オーライ!みほ、合格よ。後は続くかどうか。この歌本、100曲やっておいて。コードなんてほとんどが同じ進行なのよ。たくさんやれば、傾向がつかめるからね。あぁ、カポはフォークには必需品!違う調でも練習よ!」


 「やったぁ!みほ、ギター女子ね」

 「そこの」

 「はい?蛙子?」

 「あなたは歌詞作らないとダメでしょ。今度までにひとつ作ってらっしゃいよ!」

 「ええ!蛙子、ピアノだけでいい!」

 「ダメ!ピアノなんかある店少ないんだから。頼んだわよ」

 「あぁ、みほ。助けてよ!・・・」

 「別れの朝、太陽がくれた季節、学生街の喫茶店、神田川、心の旅・・・」

 「あっ、もう始めてる。しょうがないかぁ」




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「けっ!サウンドオブサイレンスよっ!」」 [ギター練習]

 「あれ、みほ、痩せた。と言うかこけた?」

 「ギター痩せよ」

 「そんなに痩せるもんなの?ギターって。流行りそう」

 「けっ、今日よね?ダンディのギター試験!」

 「う、うん、楽勝でしょ。それだけ痩せていれば」

 「けっ!」


 「さっ、みほちゃん、まずこのギターに弦張ってみて」

 「けっ!」

 「えっ!もうできたの?ええと弦もねじれてない。糸巻の加減もいい・・・すごいじゃない!ふつうここまでできる人いないわよ。じゃぁ、次、調弦してみて?」

 「けっ!」

 「えっ、もう!ADGBEE・・・まぁ、素晴らしいわ!ちょっとチューナークリップでも調べてみるわね。・・・完璧!どうしたの!」

 「けっ!」

 「えっ、何そのコード!?AmとEmは当然の、Am6とEm9・・・フォークじゃあんまり使わないオシャレコード!」

 「けっ!ちららちららちららちらら~」

 「ひえっ!禁じられた遊びも。みほ、寝てるの。寝てないのね?凄すぎるわ!」

 「けっ!とととついんととととととういんとと~」

 「あらま。吉田拓郎の旅の宿じゃない?やばいわ。今時の子はジャンジャカなのに」


 「みほ、いったいどうしたの?それならすぐステージ出れちゃう感じよ」

 「ふっ!ジョン&ヨーコの特訓すれば、誰でもこのくらいなれるわ!」

 「ジョン&ヨーコ?」

 「パパ&ママ」

 「おとうさんとおかぁさん?がどうしたの?」

 「フォークマニアだったのよ!」

 「ちょっと待ってみほのお父さんおかぁさん、ジョン&ヨーコと呼ばれてたの?ひえーっ、あのジモティフォーク祭で3年連続優勝したレジェンド、幻のジョン&ヨーコ?ダンディなんかあのコンサート見てからギター始めたくらいよ。その娘が、みほ!?」

 「けっ!」

 ライブハウス「みゆき」には、みほの弾くサイモン&ガーファンクルの曲が流れていた。


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弦もきちんと張れないのか! [ギター練習]


 一週間が経過した。途中、お盆があったので帰省したが、
後はすべてギターの練習に時間を費やした。

 チューニングは音叉のAと五弦を合わせてしまえば早くなったが、
2弦で少し音程が下がってしまう。

 ドレミファソラシドは、4弦のファでつまづく。

 Emは案外楽にできたけど、Amは少し指がこんがってしまう。

 明日はダンディによるギター試験だ。必死の同じことを繰り返す。(こんなことしててシンガーソングライターになれるのかしら。歌詞先に書いて蛙子のピアノで歌った方が早くね?)。相変らず酷暑は続く。と、部屋の戸がこんこんと叩かれた。

 「はい?」
 
 「あ」

 「?パパ」

 「うん」

 ウチのパパはほとんど口をきかない。まぁ、でもニコニコして温和な感じだ。

  「どうしたの?」

 そういいながら戸を開くと「!」何?ギターを持ったパパが相変わらずの笑顔で立っている。

 「おかぁさんに聞いたんだけど、みほ、ギター買ったんだって?へぇ、それか。渋いねぇ」

 「って、パパこそそのギター?」

 「あぁ昔弾いていた奴だよ。安物だけどまだ弾けるぞ。っていうか、パパがギター教えてあげようと思って」

 「えー!弾けるの、パパ?」

 しなやかなスリーフィンガー。つまづきのない弦の無い押さえ。こ、こ、この曲は、難曲と言われる遠藤健司の「カレーライス」!



 途中、でたらめみたいになるが、できるのか?!

 「ぱぷぅぶぶぶぅぱぷ」

 何?この音色は?

 「おっ、来たな。ヨーコ!」

 「ヨーコ?」

 戸が開いて、ハーモニカを吹くママがいた。

 「ヨーコよ」

 「違うわ!ママどうしたのあなたの名前は麻衣子でしょ?」

 「ジョン」

 「はい?」

 「ふっ、昔、パパはジョン、ママはヨーコと呼ばれてたのさ」(ジョンとヨーコ・・・まんまじゃないの)。

 「お前くらいの頃からライトミュージックという学校のクラブに入って、ママと色々な曲を練習したものさ。エンケンは渋すぎたが、泉谷とか拓郎とかケメとかやったもんだ」

 「ケメ?」

 「で、みほはどうなの?ギター弾けるようになったの?」

 「ママ、まだ一週間だよ。できないわよ」

 「あら、パパなんか一週間で拓朗の旅の宿弾けたわよ」

 「またぁ」

 「浴衣の君はぁ~」

 本当だ!なんなんだ、私んちフォークソング一家だったのか?普通の家じゃないのか!キャッ!ママ、ハーモニカの間奏ばっちり!

 「わ、わ、わ、分かったわ。パパ&ママはジョン&ヨーコで、フォーク狂いの馬鹿息子と娘だったのね!」

 「はーい」「うん」

 汗だく・・・「じゃ、みほにギター教えて!お願い、明日が試験なのよ!」

 「ふっ、ついに言っちまったな、みほ。俺たちの特訓に耐えるというのだな!ママ、じゃ行くぞ!」

 「はい、ジョン!」

 ふたりはいきなり私のギターの弦をハサミで切るとこう言い放った。

 「弦もきちんと張れないのか!」

(参考文献)
http://www.kurosawagakki.com/sh_machida/ag/tips/genkoukan.html

(写真はイメージです)。
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